歯を失う原因とメンテナンスの重要性

歯を失う原因は、細菌による感染症である“むし歯”と“歯周病”であることがほとんどです。よって、歯科のメンテナンスでは、持続的に口腔内のクリーニングを行うことで、感染源となる細菌を可能な限り減少させることを目指します。 今の医学では口腔内の細菌を完全に除去することは出来ませんが、細菌数を減らすことができれば、歯周病やむし歯を予防したり、それらの発症を遅らせたりすることが可能です。 また、もし歯周病が発症してしまっても、定期的なメンテナンスを受けることで、その進行スピードを抑えることができるのです。

メンテナンスに通う頻度はひとそれぞれ

基本的に２～３か月ごとのメンテナンスをおすすめすることが多いですが、その頻度は患者さんのお口の状態によって変わってきます。 レントゲンを撮ったり、歯周病の検査をしたりしながら、その方のリスクを把握することから始め、その方に合ったオーダーメイドの予防方法を作成します。そして、継続的にデータをとることで、予防方法をさらに効果的なものに変えていくのです。

ホームケアも大切

歯周病やむし歯の予防には、歯科医院で行うプロフェッショナルケア以上に、ご自身で行っていただくホームケアが大切です。 歯科医院でのメンテナンスの際には、患者さんのお口の状態や特定の部位に合わせた歯ブラシや歯間ブラシなどをご紹介させていただきます。

洗口剤“ポイックウォーター”について

当院では、ご自宅でのケアに、タンパク分解型除菌水である“ポイックウォーター”を用いた口腔内殺菌をおすすめしています。 ポイックウォーターは洗浄・除菌と殺菌の２つの機能をもっており、以下のような方にぴったりの洗口剤です。

今や、日本人の平均寿命は男女ともに80歳を大きく越えるところまで伸びてきました。 歯科医療の進歩から、インプラントや新しい材料で作る入れ歯など、歯がなくなった後の選択肢もいい治療がたくさん出てきています。しかし、どんなにいい治療法がうまれても、ご自分の歯以上にいいものはないでしょう。 みなさん、「歯の大切さに気付くのは、それを失った後だ」「もっと歯を大事にしておけばよかった」とおっしゃいます。 みなさんが自分の歯で最後まで食べるためのお手伝いを、私たちにさせてください。子どもから大人まで、メンテナンスはとても大切です。